高校1年 OB講演会
2025.06.24
6月3日、高校1年生を対象にOB講演会を行いました。高1では、自分の進路を考える探究を行なっています。海城OBに講演をしていただき、その仕事の面白さやどのように職業を選択したのかについて話をしていただいています。
今回は、2名の海城OBに来ていただき、堤さんより研究者としての仕事、征矢さんよりエンジニアとしての仕事について話をしてもらいました。
お二人の話の中で共通していたのは、「専門はもちろん大事ではあるけれど、専門以外の人たちとどれだけ連携できるか」が仕事において大切ということでした。
海城での思い出話もあり、高1の生徒たちもつながりを感じる中で講演を聞くことができました。講演の後には個別の質問にも受け付けてくださいました。
生徒の感想を一部紹介します。
・今まで例えば、医者になったとしたら基本的に生物と化学ばかり使うものだと思っていたように、職業によって使う理科がキッパリと分かれると思っていましたが、どんな職業でも密接な関係にあることが分かり一層理科科目を頑張ろうと思いました。また、別の大学から大学院に進学したことを聞き、大学院から入るという選択肢を知ることができ、今後の視野が広がったように感じました。
・ソフトウェアのエンジニアという仕事を聞いて自分とはかけ離れた遠い存在のように感じていたけれども、高校物理や数学を駆使していると聞いて少し驚いた。学校社会では学ぶ機会の少ない仕事ならではの謙虚で協力的な姿勢がこれから必要になるということを学んだ。
・私は理系に進むつもりはないとはいえ、今回の話は非常に役に立ったと思う。多くの分野の人が協力しなければならないという話はおそらく今後どの仕事に進むとしても役に立つものだと感じた。